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業種別ガイド / 教室・オフィス

学習塾・教室・オフィスのレイアウトを、机の並べ方から比べる

同じ広さの部屋でも、机の向きと通路の取り方で入る人数は変わります。スクール型・島型・個別ブースを実寸で並べて比べる手順と、机まわりの寸法をまとめました。

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同じ部屋でも、並べ方で収容数が変わる

教室・塾・オフィスのレイアウトは、飲食店やサロンと違って什器の種類が少ないぶん、勝負がつくのは「並べ方」です。同じ広さの部屋でも、机の向きと通路の取り方を変えるだけで、入る人数が何人も変わります。

ところが、この比較は頭の中ではできません。「たぶんこっちのほうが入る」で決めてしまうと、机を発注してから足りない・入らないに気づくことになります。

図面の上に実寸で並べて、机の数と残った通路を同時に見る。これを2〜3案つくって並べるのが、いちばん確実な決め方です。

3つの並べ方を実寸で比べる

スクール型(前を向いて並べる)

全員がホワイトボードを向く配置。面積あたりの人数はいちばん多く取れます。ただし列と列の間を人が通れるかがそのまま席数の上限になります。後列から出るときに前の人が立たないと出られない配置になっていないか、実寸で確認してください。

島型(グループで囲む)

4人島デスクのように、机をまとめて向かい合わせにする配置。グループ学習やチーム作業に向く代わりに、島の周囲すべてに通路が必要になるため、同じ面積ならスクール型より人数は減ります。

個別ブース(仕切って1人ずつ)

個別指導塾や集中作業向け。1人あたりの面積はいちばん大きくなりますが、単価を上げられる形態でもあります。何ブース取れるかで採算が決まるので、実寸で並べて数を確定させる価値がもっとも高い配置です。

3案を同時に持てます MiseFitsはシートを追加して切り替えられます。同じ図面に対して「スクール型」「島型」「個別ブース」の3シートを作れば、机の数と面積を並べて比較できます。

よく使う什器の寸法(目安)

MiseFitsの什器ライブラリに入っている初期値です。導入する製品が決まっていれば、アプリ側で幅・奥行をmm入力して置き換えてください。

什器寸法(mm)置くときに見るところ
机・座席
学習机PRO650 × 450個別指導や自習席の想定。前後の余裕が椅子を引く分になります
1人デスク1000 × 600オフィスの標準的な1席。手前に椅子を引く分が別途要ります
2人机1800 × 6002人掛け。真ん中で仕切るか、そのまま使うかで運用が変わります
4人島デスクPRO2400 × 1400島型の基本単位。四方すべてに通路が要ります
長机(会議用)1800 × 450奥行が浅いぶんスクール型で詰めやすい
会議テーブル2400 × 1000ロの字・対面型の中心に置く想定
スタッキングチェア480 × 520重ねて片付けられる分、レイアウト変更しやすい
集中ブースPRO1200 × 12001人用の個室ブース。扉や開口の向きを確認
前方・共用
ホワイトボード1800 × 80全席から見えるか。前列の端から視線が通るかを確認
スクリーン2000 × 100演台やプロジェクター台との位置関係で決まります
演台600 × 450講師が立つ場所も含めて前方の余白を取ります
プロジェクター台PRO600 × 500投影距離と、配線が通路を横切らないかを見ます
収納・設備
ロッカー900 × 500扉が開く分と、着替え・荷物出し入れの滞留を見ます
書庫・キャビネットPRO900 × 450引き出しを引く分の余白が要ります
複合機700 × 700前に人が立って作業する場所が必要です
サーバーラックPRO600 × 900前後に保守用の空きが要ります
間仕切り1800 × 80ブース化や、自習コーナーの区切りに

※ 表の寸法は机や什器そのものの外形です。椅子を引く分、後ろを人が通る分は含まれていません。そこまで含めた余裕の測り方は通路幅と什器のすき間にまとめています。

MiseFitsでの検討手順

  1. 図面か白紙シートを用意する。図面(PDF・画像)を「+PDF / +画像」で読み込みます。賃貸物件で図面がなければ、内見で測った間口と奥行から「白紙作成」でmm指定して作ります。
  2. 縮尺を合わせる。図面を読み込んだ場合は「縮尺を設定」で長さの分かる2点をクリックし、実寸(mm)を入力します。
  3. 動かせないものを先に置く。柱・扉・窓・ホワイトボードの位置は変えられません。ここを先に固定してから机を並べます(柱と扉はProの「建築要素」カテゴリにあります)。
  4. 1案目を並べる。「教室・オフィス」または「会議室・セミナー」カテゴリから机と椅子を置きます。Ctrl+Dで複製できるので、1つ置いて位置を決めたら複製して並べるのが速いです。
  5. 通路を測る。Mキー(計測ツール)で列の間と、後列から出口までの経路を測ります。
  6. シートを追加して2案目・3案目を作る。並べ方を変えて、机の数と面積を比べます。
  7. 出力して共有する。PNG・PDF・印刷で出力できます。「保存(JSON)」しておけば後日そのまま再編集できます。

つまずきやすいところ

椅子を引く分を机の寸法に含めてしまう

机の奥行だけで列間を決めると、実際には椅子を引いた瞬間に後ろが通れなくなります。机とは別に椅子を置いて、引いた状態を再現してから測ってください。

いちばん端の席から前が見えない

ホワイトボードやスクリーンは、真正面からは見えても端の席からは柱や前の人で隠れることがあります。前方の障害物を実寸で置いて、上から見て視線が通るかを確認します。

出口までの経路が机で塞がっている

収容人数を優先すると、後列から出口までが遠回りになったり、途中で細くなったりします。人数を確定させる前に、出口までの線を1本引いて測ってください。

コンセントの位置と席がずれている

PCを使う教室やオフィスでは、机の位置がそのまま配線の位置になります。専用の什器はありませんが、自由図形とメモで位置を示しておくと、電気工事の打ち合わせがそのまま進みます。

よくある質問

同じ教室で、何人まで座れますか?

並べ方で変わります。スクール型・島型・個別ブースを同じ部屋の図面に対してそれぞれ作ってみると、机の数と残った通路が同時に見えます。MiseFitsはシートを分けられるので、3案を並べて比べるのに向いています。

会議室のレイアウトにも使えますか?

使えます。「会議室・セミナー」カテゴリに長机・スタッキングチェア・演台・スクリーンが入っています。スクール形式とロの字形式を別シートで作って、収容人数とスクリーンの見え方を比べる、といった使い方ができます。

コンセントや配線は表現できますか?

専用の什器はありませんが、自由図形や間仕切りを使って位置を示し、Proのメモ機能で「ここに床コンセント」といった注記を図面上に残せます。配線が必要な席とコンセント位置がずれていないかの確認に使えます。

図面がない賃貸物件でも検討できますか?

できます。内見時に間口と奥行、柱や梁の出っ張りを測っておけば、白紙シートをmm指定で作って再現できます。柱はProの「建築要素」カテゴリにあるので、実際の位置に置いてから机を並べると、使えない場所が見えてきます。

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